ロア

エルフ族の貴重な生き残りの1人。全てを諦め切ったような発言が目立つ。

数え切れないほどの両種族が道連れにより倒れていく様を見届けた影響で酷く精神を病んでいる。

 

エルフ族の森に一人住み続け、一日のほとんどを同族の墓参りに費やしている。森にある大量の墓は全て彼女が1人で作ったもの。早く死んで皆のところに行きたいと思っているものの、自殺する勇気もないので自分たちエルフ族を恨む人族が現れて胸を一突きにしてくれないかなと思っている。

 

エルフ族の中ではまだまだ若く、あまり人族とエルフ族の関係性について深い思い入れはない。ただ2種族の間にあった約束は命を賭してでも守るべきものであったということは理解している。理解はしているが、この道しか無かったのかと納得出来ず悔やんでいる。