何故かシスター服の上に鉄の胸当てを着用している青年。和やかで頼りになる感じの人柄。ちなみに信心深いわけではなく、ただ服に困った時にシスター服などがそこにあったから着ただけ。
ルーちゃん同様、別世界の人物。
いつも時間ぴったりに森の待ち合わせ場所に現れては、ルーちゃんに色んなことを教えていた。
むやみに物を壊さないこと、自分がされて嫌なことは他人にもしないこと、相手の気持ちになって考えること…
拙いながらもとにかく彼は彼なりに、ルーちゃんがいい子になれるように努力をしていた。
ミストの想いは届かず、結局ルーちゃんは彼の教えを胸に刻んでいたものの自分なりに曲解してしまい、スピリアを殺めてしまう。
それ以降彼が森に現れることはなくなり、ミストという押さえが無くなったルーちゃんは暴走し、ある目的のために他の世界にまで進出することになった。