騎士団の一番偉い人。彼を信頼する人々には「全種族の味方」とよく言われている。
優しさと厳しさを両立できるタイプ。部下や町民の面倒みが良く、人望が厚い。
好きなことは読書と訓練。
幼子の頃に親の身勝手により森に捨てられ、たまたま通りかかったグリーモに拾われ育てられた。
グリーモの育て方のおかげか、人族特有の他種族に対する偏見は一切ない。
ルクスちゃん同様、元々戦いの才能はあまりなかったようだが、幼少期から欠かさなかった訓練のおかげでかなりの実力者となった。
その強さは人々に尊敬されるに値し、美しく無駄のない剣技で相手を追い詰めていく。
長いことエルフ族と接していたおかげか人族なのに魔法を扱うことができる。他者を攻撃できるような魔法は練習せず、ひたすら回復魔法の会得に力を入れた。
グリーモに対して感謝と深い敬愛の念を抱いているが、ここ最近の彼の行動に関しては納得出来ないものが多い。
それでもグリーモを信じ、ひたすら彼の望むままに剣を振るう。求められることの心地良さに身を沈めながら。漠然と感じられる不穏な何かから、必死に目を逸らすように。
こいつも大概どえらい目に遭う